台北駐日経済文化代表処でVISAを申請
労働許可が届いたら、台北駐日経済文化代表処で予約をし、VISAを申請しに行きましょう。
普段、予約は必要ないですが、現在はコロナの為、電話予約制となっています。
私は予約が必要なことを知らずに行ったのですが、特別に対応してくれました。もちろん、予約している人が優先なので、待ちました。場合によっては受け付けてもらえないことも、あり得るので予約をして行ってください。
台北駐日経済文化代表処は日本に全6箇所。お近くの所に行きましょう。基本的に土日と台湾の祝日は休みですのでホームページなどで事前にチェックした方が安全です。
【東京】台北駐日経済文化代表処
住所:〒108-0071 東京都港区白金台5-20-2
予約専用ダイヤル:03-3280-7810 、03-3280-7805
【神奈川県】台北駐日経済文化代表処横浜分処
住所: 横浜市中区日本大通り60番地 朝日生命横浜ビル2階
電話: 045(641)7736~8
【沖縄】台北駐日経済文化代表処那覇分処
住所: 沖縄県那覇市久茂地3-15-9 アルテビル那覇6階
電話: 098(862)7008
【北海道】台北駐日経済文化代表処札幌分処
住所: 北海道札幌市中央区北4条西4丁目1番地 伊藤ビル5階
電話: 011(222)2930
【大阪】台北駐大阪経済文化弁事処
住所: 大阪市北区中之島2丁目3-18 中之島フェスティバルタワー17階
電話: 06(6227)8623
【福岡】台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処
住所: 福岡市中央区桜坂3-12-42
電話: 092(734)2810
VISA申請には何が必要?
必要なものは以下6点です。
VISA申請に必要なもの
- パスポート
- 証明写真2枚
- 労働許可原本
- VISA取得費
- 航空券
- 申請ホーム(事前に送付可能)
1.パスポート【VISA申請に必要なもの】
申請時に残存期限が6ヶ月以上が必要です。
2.証明写真2枚【VISA申請に必要なもの】
証明写真は以下の点に気をつけましょう
- パスポート用サイズ(3.5cm x4.5cm)
- 背景白
- 6か月以内に撮影
- 眉と耳が見えている
台北駐日経済文化代表処横浜分処の付近には証明写真機がありそこで撮影することができます。
背景が白なので、背景色が選べる1000円の「エクセレントモード」で撮影しました。
※私は普段使わないエクセレントモードだったので、ついでに美白補正もしておきました(笑)
3.労働許可原本【VISA申請に必要なもの】
台湾企業側から送られて来たものです。
私の場合は2枚中国語、1枚英語の計3枚でした。
4.VISA取得費【VISA申請に必要なもの】
居留ビザ代として 6900円
ビザを自宅に郵送してもらう場合はレターパック代として520円必要です。
往復の交通費や時間などを考慮して、郵送してもらうか、自分で受け取りに行くか決めましょう。
5.航空券【VISA申請に必要なもの】
航空券の予約完了メールを下記メールアドレスに転送します。
特に印刷する必要はありません。
航空券予約完了メール転送先
yok@mofa.gov.tw
6.申請ホーム(事前に送付可能)【VISA申請に必要なもの】
下記URLから申請ホームに入力します。
オンライン上でできるので、事前に済ませる方が望ましいでしょう。
一人では不安の方は、台北駐日経済文化代表処で申請の仕方のマニュアルも用意されているので、焦ることはありません。
※私はこの申請フォームの存在を知らなかったため、その場でやりました。
+α 実はオーバーステイをしてしまった
ちなみに、私はコロナの関係で帰国が不可能な状態に陥り、オーバーステイをしてしまった過去があるので、反省文を書きました。
オーバーステイをするとビザを取得の難易度があがったり、取得まで時間がかかりますが、ちゃんとオーバーステイに 至ってしまった理由と台湾に行かなくてはならない理由がそろっていれば、ビザがもらえる場合もあります。もちろん、様々な条件が組み合わさり、ビザ発行の可否がわかるので、オーバーステイしてしまった方は、注意してください。
+α まだ本来なら有効の他のビザを持っている
また、私の場合は本来なら有効なワーキングリデービザを持っていましたが、コロナの為に、そのビザでの再入国は不可となってしまいました。
ビザの二重持ちは不可能のため、ワーキングホリデービザには‘VOILD‘のスタンプを押してもらい、無効にした上で、居留ビザを発行してもらいました。
ビザ発行までどのくらいかかる?
ビザ申請後、郵送で2日後にビザが届きました。
係りの方の説明では、遅くても、1週間以内に届くとのことでした。
パスポートに新しいビザが張られています。
‘special entry permit(特別入国許可)`と印字されています。
COVID19に係る重要確認の紙がビザの上ページにホチキス止めしてあります。
小さな白い紙です。
紙には以下のように記載されています。
COVID19に係る重要確認の紙の要約
・搭乗3営業日以内のCOVID19のPCR検査の陰性報告書が搭乗時に必要である
・台湾入境後14日間検疫をうける必要がある
・搭乗前にオンラインで「入境検疫系統」で登録をすませておくこと
※「入境検疫系統」で登録はCOVID19に係る重要確認の紙の右上にるQRコードから行えます。
PCR検査を受けに行く
搭乗前3日営業日以内になったら、PCR検査を受けに行きます。
必要なものは以下3点です。
PCR検査に必要なもの
- パスポート
- 身分証明書(名前、生年月日、住所が分かるもの)
- 検査費と検査結果報告書費
パスポートは結果報告書にパスポートナンバーを記入してもらうために必要です。
しかし、パスポートには、住所の表記がないので、運転免許証やマイナンバーカードを提示する必要があります。
検査費と検査結果報告書費に関しては、各医療機関費用が異なるため、事前に調べてください。
また、なぜPCR検査が必要か、いつどこに渡航するのかを質問されます。
必ず鼻からのPCR検査をしましょう!
コロナウイルスの陰性か陽性か検査は現在、鼻奥からの粘液の検査と唾液用いた検査があります。
しかし、海外渡航者に認められている検査方法は一般的に鼻からの検査になります。
お医者さん曰く、唾液からの検査の場合、微量の菌があったとしても陽性が出ないとのことです。(専門的な知識に関しては、各自お調べください。)
ごく稀に、陰性報告書を提出し、それが本当に鼻からの検査で行ったものか疑われることがあるそうです。
そのため、看護師の方に、自分のスマホでPCR検査中の写真を証拠写真として撮ってもらいます。
これが私の証拠写真です。
まさに綿棒を鼻に差し込んでいる最中です。
とても良い思い出の写真になりました(笑)
そして、検査費、結果報告書費を支払い終わりです。
後日、検査結果報告書受け取り
私が受けた病院では検査日の翌日に検査結果報告書が出来上がります。
なので、検査日翌日も病院に行き、結果報告書を受け取りました。
検査結果報告書の発行速度は各医療機関異なりますので、必ずご自身でご確認ください。
日本語の結果報告書と英語版の結果報告書を1枚づつもらいます
英語版報告書はその場で医師の方がサインをしてくれました。
もちろん検査結果は陰性でした。
入境検疫系統の登録【渡航前に忘れずオンライン申請!】
渡航前に入境検疫系統の登録をすることが必要です。
なるべく渡航直前に登録するのが望ましいため、渡航前日などが良いでしょう。
入境検疫系統の登録はビザの上ページにホチキス留めされていたCOVID19に係る重要確認の紙上にあるQRコードから行うことができます。
国籍、便名、個人情報、ビザの番号や、入境後の移動手段や検疫を行う場所、健康状態、自身の携帯電話番号などを入力します。
台湾で使える携帯電話番号の登録が必要です。台湾の空港でもSIMカードを使えますが、日本で買っておくと手続きが楽なので、おすすめです。Amazonなどのオンライン店で探してみてください。
言語は中国語と英語が表記されています。
また、虚偽の報告違反をした場合は最高100万元(約360万円)の罰金が課されると、赤字で明記されています。
全てを記入し、同意すると、最後に「居家検疫電子申報證明」という入国のための検疫システム健康申告書が作成されます。
緑のボタンを押すと、端末に健康申告書の全体が保存されます。
飛行機搭乗の時に必要であるので、「居家検疫電子申報證明」を必ず保存して置きましょう。つまり、これがないと飛行機に乗れません。
空港へ!出国手続き
まず、空港までの交通手段に関して、普段なら空港行リムジンバスがありますが、私の地域からの便はすべて運休でした。都内では数本はまだ出ていたそうですが、減便されていることは確かです。そのため、電車などで行くということも可能ですが、荷物が多い人は車で送ってもらうかレンタカーを借りるぐらいしかないでしょう。
現在、JALは搭乗手続きの機械化が進んでおり、搭乗券や荷物タグなどをタッチ画面の機械で発券できます。また、預け荷物も機械操作で基本的には自分で一人で行うことができます。
しかし、今は特別対応が必要なため、全ての乗客がファーストクラスやビジネスクラスの受付カウンターで、フロアスタッフの方に対応してもらい手続きを進めます。
この際に、「PCR検査結果報告書」と「居家検疫電子申報證明(健康申告書)」を見せる必要があります。
また、台湾に入国してから、「14日間検疫の必要があることご存じですか」などと確認されます。
コロナ禍の成田空港の様子
ちなみに、この日は7本ぐらいしか飛行機が飛んでいないようです。本来ならにぎわっているであろう、ショッピング・レストランブースもほとんどしまっています。飲食店は4軒しか開いていませんでした。
また、出国手続きロビーもとても広く感じます。本来ならベンチなどがおいてあったのではないかと思います。
搭乗ロビー内の免税コーナーの著名ブランド店もほとんどがしまっています。
やっているブランド店も2軒ほどありました。
両軒とも最大50%セールをしており、ある意味購入のチャンスでもあります。
お土産コーナーは縮小して、営業をしていますが、空の商品棚が目立ちます。
いよいよ飛行機に搭乗!
飛行機に搭乗する際に、搭乗チケットとパスポートの他に「居家検疫電子申報證明(健康申告書)」の提示も求められます。
飛行機は4分の1ぐらいしか席が埋まっていない状況で、隣の席まで使うことができました。
これで、やっと日本を出国することができました!ひとまず、安心ですが、台湾に入ってからもまだまだ手続きがあります。入国手続き、説明、防疫タクシー、検疫などなど。続きはこちらの記事をご覧ください↓
コメント
[…] […]