現在アジアを中心にコロナウイルスにより、世の中がざわついています。
現在、台湾に住んでいる私が台湾の現状をお伝えします。
台湾での感染者
2020年2月17日の厚生労働省から発表された情報からは、台湾での感染者は20名、死亡者1名でした。
死亡者1名は台湾中部に住む60代の男性で中国本土などに旅行経験なしとのことです。
台湾のコロナウイルスに対する対応
台湾衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)は1月20日に中央流行感染症指揮センターを立ち上げ、同23日に対応を「レベル2」(レベル1が最高)とすることを発表しました。
台湾は6日から、中国の全ての省市に住む中国人の入境を全面的に禁止しています。
さらに、11日からは香港、マカオにまでその対象を広げています。
中央流行感染症指揮センターは感染拡大予防のために厳密な国境管理、検疫、隔離に関する政策を決定するなど、極めて迅速かつ効果的な役割を果たしていると評価されています。
台湾の街の様子
私は台湾の高雄に住んでいます。
街を歩いている人はほぼマスクを着用しています。
人混みに出かけるのを控えている人も多いようで、いつも賑わっている夜市も人が少なめです。
台湾マスク情報 外国人もマスク買えるようになりました!
台湾ではマスクが品薄になり、多くの場所で売り切れています。
台湾の保険証がなければ購入できず、多くの外国人は購入できない状況がしばらく続いていました。
しかし、2月16日から、外国人でもパスポートを見せれば購入ができるようになりました。
マスクの購入で混乱が起きないように、パスポートのナンバーによってマスクを購入できる日が異なります。
パスポート下1桁が奇数(1,3,5,7,9)→月曜、水曜、金曜
日曜日は番号関係なしに購入できます。
1人あたり1週間に2枚と決まっています。
マスク行列を防ぐ役目もあり、このような決まりができたのですが、それでも15人くらいの行列は度々見かけます。
また、このようなルールがあっても売り切れの場合が多くあるので、マスクの在庫状況を確認できる下記マップをご活用ください。(オレンジボタンをクリックください↓)
マスクの在庫状況確認マップ:https://mask.goodideas-studio.com/
マスクの値段 日本では高騰、台湾では安く
下記の記事のように、
2020年2月6日、中国の動画アプリ・梨視頻の微博(ウェイボー)アカウントは、日本国内でマスクが不足しており、一部のネット販売業者が通常価格の10倍という高値で販売してもなお飛ぶように売れていると報じた。
日本のECサイトでは60枚入りのマスクが1万円以上で売られていたり、法外な値段で売られているそうですが、台湾では通常よりも安く購入できるようになりました。以前は6元ですが、現在は5元で購入できます。
”台湾と中国は別にすべき” (引用:TAIWAN TODY)
また、WHOが誤って台湾を「中国感染区」に指定したようですが、ヨーロッパ各国の親台湾派議員グループ代表が集まって設立した「フォルモサクラブ」がこれは適切でないと指摘しています。
台湾に旅行予定だった、一部の日本人の方は、「台湾は感染する危険が高い」からと理由で取り消しをされいます。
しかし、政策面の速度と対応でも、実際の数字を見ても現在の状況は以下のとおりです。
台湾:感染者 20人
日本:感染者 59人(横浜に到着したクルーズ船内454人)
編集後記(一言)
私は専門家ではないので、難しいことは言えませんが、人混みは控え、運動、食事、睡眠を十分にとり、免疫力を高めて予防をするのが第一ではないかと思います。自分のためだけでなく、自分の周りの人のためにもかからないように気を付けなければと思います。
一刻も早くこの事態がおさまりますように。
中国頑張れ!みんな頑張れ!
お願い:情報の最終確認はご自身でお願いいたします。
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