5つ目の寄港地はマダガスカル(Madagascar)のエホアラ(Ehoala)。 ここでは、2日間の滞在。1日目はオプショナルツアー「マダガスカルで植林体験」に参加、2日目は自由行動で観光しました!
まずは米ドルからアリアリに両替
今回はマダガスカルに到着当日の朝にピースボードの船内でドルから現地通貨のアリアリに両替をしました。 2013年以降に発行された5米ドルと10米ドルのみが両替対象で、10米ドル単位で両替できます。
両替するために行列ができていて、一時間以上待った人もいました。私もツアーの出発時間に間に合わなそうだったので、事情を説明し、特別に先に両替させて頂きました。この両替にはシステムは今後改善されるかもしれませんが、余裕を持って並んだ方が良いでしょう。
ペリタニー村へ出発!
バスと車に分乗して、ペリタニー村へ。
路上の子供達
車に乗り、他のグループを待つ為に停車をしていたところ、子供達が車の中まで手を伸ばし、ネックレスや帽子などの手工芸品をさしだしてきました。慣れていない方はちょっとびっくりしてしまうかも知れません。
ペリタニー村に到着!村人達の歓迎
車で走ること約20分ペリタニー村に到着。 大勢の村人が集まり出迎えてくれました。 こんなに多くの外国からの訪問者が来るのは初めてのこと。 金曜日は通常なら仕事をしていますが、今日は私達のために時間を作ってくれたようです。 私たちが集まれるように、数日前から落ち葉を掃き、スペースを作り机を用意してくれました。トイレも作ってくれていました。
そして、歓迎のスピーチと自然保護についてのレクチャーを聞きました。 マダガスカルでは木炭が重要収入源となっているため、森林破壊が問題となっているようです。 NGOサザンクロスが森林を守るために植林をしたり、少量の木で現金収入をできる手段等を広めているとのことです。 踊りも披露してくれました。 この踊りは全て意味を持っており、 米の収穫や病気の治療、割礼の模様を踊りとして見せてくれました。
いよいよ植林!
歓迎のセレモニー後にいよいよ植林に出発。田んぼの間を歩いて10分くらいのところに植林をしました。私たちは陸を歩きましたが、現地の方は近道で水の中を歩いていました。 村の方が穴を掘ってくれ、私たちはそこの苗木を置き土をかぶせました。私達は簡単な作業したにすぎませんが、1つの作業は一緒にやったことは良い交流になりました。
村でのお昼
現地の方々が用意してくださった料理をいただきました。 写真の赤い料理はトマトと玉ねぎのマリネ。 黄色い料理はおそらくパパイヤを千切りにしたものかな。カレー味でした。 あとは鶏肉と魚のフライとお米でした。鶏肉はとても歯ごたえがありました。 フルーツも出してくださり、パイナップルとバナナもいただきました。 大皿に赤飯のようなものを盛りスプーンをさしたものを村の女性の方が運んできました。これは村の方々のお昼のようです。最初は年長の男の人から食べており、次に若い男性が食べていました。村ならではのルールがあるようです。
言葉の壁を超えた交流
日本から持ってきた折り紙や紙を使って、鶴や紙飛行機を折ってあげるととても喜んでもらえました。また一緒にアーアア♪とウクレレに合わせて歌ったり、踊ったりすると一気に距離が縮まりました。シャボン玉や縄跳びをしたりもしました。 簡単なマダガスカル語が書かれた紙を頼りに日本語とマダガスカル語を教えあったりもしました。 言葉は通じなくても、十分交流できました。
マダガスカル基本情報+まとめ
日本との時差 | ー6時間 |
港情報 | 港内は徒歩禁止です。 ゲートまでは無料のシャトルバスをご利用ください。 ゲート外には土産屋が出店していました。 |
通貨 | マダガスカル・アリアリ(Ar) |
1米ドル=約3,564Ar 100Ar=約3円 (2019年1月時レート) | |
米ドル通用度 | 外貨はほんとんどの所で使用できません。 ※港に出店していた土産屋やタクシーでは使えました。 |
クレジットカード通用度 | ほとんどの場所で使用できません。 |
両替 | 船内にて行います。 ※上記参照 |
港から街まで | 港ゲートから中心地「ジョージ・クレモンソ通り(Rue George Clemanceau=」まで約8km。 タクシー 約20分、料金 約5米$〜 |
街情報 | 一般的な商店の営業時間の目安は8:00〜18:00 レストランは08:00〜20:00。 ※12:00〜14:30頃までお昼休憩の店も有 |
気候・服装 | 最高気温31度 最低気温 25度 日の出 5:15頃 日の入り 18:45頃 |
物価の目安 | 旅行者向けレストランでのソフトドリンク3,500Ar〜、ビール5,000Ar、昼食9,000Ar、夕食15,000Ar。 一般的なレストランでのソフトドリンク15,00Ar〜、ビール3,000Ar、昼食4,000Ar、夕食5,000Ar。 |
※ジャパングレイス発行の寄港地情報を元に加筆 |
- マダガスカルの後でお腹を壊す人が続出したので、お腹が弱い人は気をつけてください
- 船内の両替はとても時間がかかったので、余裕を持っていきましょう
- 港の店とタクシーだけなら米ドルだけでも大丈夫です。
- 多くの人が一番カルチャーショックが大きかった寄港地だと言っています。
*お願い*情報は更新されている場合がありますので、最終確認はご自身でお願いいたします。
編集後記
村は裕福とは言えないのに、私達をこんなにも歓迎してくれた。数日前からの場所作りに始め、料理まで。 踊りも披露してくれ、至れり尽くせり。 私の靴紐が解けているのを見つけると、教えてくれたり、ほんとにフレンドリーで心から優しい子ばかり。
言葉がほぼ通じないので、簡単なマダガスカル語が書かれたメモのみが頼りだったけど、仲良くなれた。 特に踊ると距離がぐっと縮まった気がした。 言葉よりも自分が彼らと交流したいという気持ちが一番大切。 お互いに楽しい時間を過ごすことができた。 それが今回のお互いにっとっての一番の収穫だと思う。
裕福ではないけど、悲壮さは感じなかった。みんな、元気にはしゃいでいっしょに遊んだ。 ものがない=貧困と結びつけられるけど、ものがありすぎて失うものもある。 村には私達にはない豊かさがあった。 人が生きていくのに本当に必要なものは案外多くないのかもしれない。
「コロナショックで船旅を出せないピースボートを助けたい!」クラウドファウンディングやってます!
新型コロナの影響で今ピースボートが危機に陥ってます。既に6つもの地球一周が中止され、このまま財源を絶たれた状況が続けば、未来の船が出せなくなってしまうかもしれません。ピースボードはただの旅行船ではなく、必要としている国に支援物資を届けたり、現地の人と乗船者をつなぎ娯楽だけでなく学びを提供してきてくれました。私自身もピースボートに乗ったことで、普段出会えない様々な人に出会え、行ったことのないとちかけがえのない仲間と経験を得られました。ピースボートになくなって欲しくない。この思いは私に限らず過去に乗船していた仲間もこれから乗船しようとしていた人も同じです。私の仲間の一人がでクラウドファウンディングを立ち上げました。7月30日までです。是非下記ご覧ください。
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